モモンガジャンプ

昨日夢の中で新しい技を習得したので報告します。アンドロイドの88マンも時たま何かに追いかけられている夢を見たりするのですが、大体いつも同じ技を使って切り抜けています。まあ使ってる技は皆とほぼ同じだと思いますが、1つ目が「加速装置」で、もうひとつが「ワープ」です。「加速装置」はもちろん走る格好をしたままスーっと高速移動で、「ワープ」は当たり前のことですが何処かに瞬間移動です。まあ「ワープ」すると追っかけてる人達も一緒に「ワープ」して来たりするので、まあいろいろフェイントかけたりして逃げ切っています。

昨日夢の中で、悪の秘密施設に潜入していた88マンは、何かの重要ファイルが入っていると思われる金属のカプセルを飲み込んだ所を見つかってしまい、悪者のドクターにレントゲンを取られそうになってしまいました。悪者ドクターが後ろを向いた瞬間に、88マンがドクターの頭をズゴーンっと殴って、窓ガラスをガシャーンっと突き破って外に出、秘密施設の非常用サイレンがウーって鳴り出した時点で、「追いかけられ」イベントの始まりです。

「ワープ」と「加速装置」の両方の技とも発動条件は「一生懸命走ってるのに何故か自分の体だけスローモーション」なのですが、昨日は何故かスローモーションにならずに快適な速度で逃げていました。ただ追いかけてくるのが犬だったので、自分の匂いを消す為に沢や湿地地帯を走ったりロングジャンプをしたりしていて逃げていました。「追いかけられ」イベントは何をしても結局つかまりそうになるので、88マンもとうとう犬軍団にワンワンワンと追い詰められてしまいました。

その時にパッと思いついたのが「モモンガジャンプ」です。思いっきり20メートル位ジャンプすれば、犬もしばらくの間匂いをトレース出来なくなるので、うまく逃げ切れるはずと思ったのです。ふと横を見るとそこにはなんと「モモンガジャンプ専用ジャンプ台」がそびえ立っていました。高さが5メートル位のへっぽこジャンプ台なのです。素早くジャンプ台に飛び乗り、ジャンプ台のてっぺんまで駆け上がり、そこから「うりゃー」ってジャンプしました。ジャンプした瞬間に足と腕の間に、最先端の技術で編み上げられているスーパー繊維で出来た膜がシャーって出来て「モモンガジャンプ」を見事習得成功です。

着地した瞬間に目が覚めたのですが、「モモンガジャンプ」の興奮がなかなか冷めなくて、昨日はずっと「モモンガジャンプ」の事ばかり考えていました。技が増えると逃げている時でも気持ちに余裕が出来るので、良い目覚めを迎えられるのです。

後もうひとつ習得は出来てないのですが、一度だけ成功した超大技「現実戻り」があります。発動条件は追いかけられている時に「あれ? これもしかして夢?」と薄々勘付いちゃう事です。そこでパタっと立ち止まり両手こぶしをギューっと握って頭を垂れ下げ、思いっきり「フンガー」って気合を入れるのです。もう頭の血管がプチってなる位「フンガー」ってします。まあ一度しか成功していないのですが、そのまま「フンガー」って現実の世界に戻って来た事があるのです。まあ戻ってきたっていうか、こたつで寝てたんだけど「フンガー」って上半身をガバって起こして目を覚ましたんです。「フンガー」って気合の入れ方の細かい説明はちょっと無理だけど、まあ一度試して見てください。

あと上の写真はムササビです。ついでにもうひとつムササビの写真を下に貼っておきます。