Freeciv


先々週、しばらくほおって置いたLinuxのビデオカードの正規ドライバーをインストールしました。別に88マンは3Dの画像とかあんまり関係が無いので汎用のドライバーでも問題無かったのですけど、放置し過ぎは良くないと思ったので面倒臭いカーネル再構築をやってしまいました。設定が終わった後にとりあえずゲームでもして素晴らしくなったはずの解像度を満喫することにしました。

このFreecivってゲームはLinuxのいくつかのディストロ(Linuxの配布形態の事。例えばRedHatとかTurboLinuxとか)に付いて来るターン制のシミュレーションゲームです。海外では有名な「シビライゼイション」というゲームのパクリ且つ無料バージョンです。基本的なゲーム内容は、紀元前5000年から始まり、戦争したり新しいテクノロジーを研究、開発したりして文明を発達させて行くというものです。最終目的は「アルファ何とか星」に行く宇宙船を建造してそこに到達するまで文明を発達させるか、他の全ての文明を滅ぼすかの二つのうちの一つです。

平和主義っぽい88マンはメキシコの辺境から始めて、兵器などは製造せず民主主義を目指してゆっくりと領土を広げて行くつもりでした。ところが不運にも始めてから100年も経たないうちに、ニクソンという馬鹿リーダーに率いられたアメリカっていう同じ大陸にある文明がもの凄い勢いで攻め込んで来たのです。初めのうちは原始人アタックなど気にせず適当に防戦に徹していたのですが、アメリカが兵器に特化した開発ばかりしているので、88マンの国もそれに釣られて何だかいつのまにか軍事国家みたいになってしまいました。しかも、このゲームは「同盟国の敵は敵」みたいなルールがあり、88マンの国は何処とも同盟を組んでいなかったので、いつの間にか全ての国から宣戦布告されていました。これからが悪の大88マン帝国の黒歴史の始まりなのですが、解像度を満喫するにの2週間もかけちゃって少し後悔してます。

ちなみに最後は全ての文明を小島又は辺境の地に追い込み、生かさず殺さずの状態にして「アルファ何とか星」に到達する宇宙船を建造して終了しました。