マレーシア::パンコア島の近くの小さな島

時期:2001年2月
はてなマップmap:x100.5407y4.2339

パンコア島での二日目の午前中はジャングル探検をしたり、地元の人とくっちゃべたり楽しく過ごしました。午後になり、カヤックを再度レンタルするつもりで砂浜を歩いていたら、地元人が”生牡蠣食べない?”って話かけて来たので、ご馳走になったら10分後位に軽くゲロってしまいました。ちなみに地元の人は牡蠣は生で食べないそうですが、結構おいしいのでパンコア島に行った際にはぜひ試して見て下さい。

気を取り直してカヤックでパンコアの近くの小さな島を目指す事にしました。島の近くまで来て上陸地点を探していると、パンツ一丁の少年がものすごい勢いでどっかか走ってきて88マンの方に向かって叫びながら手招きしてます。こんな所には誰も住んでないを思ってたので、少し驚いてカヤックで近づいて見ると、そのゴンタ少年(仮名、推定15歳)はなんだか只ならぬ状態で助け求めている様でした。88マンはすぐにカヤックを岸につけると、ゴンタ少年はダッシュでジャングルの中へ駆け下りて行きました。88マンも直ぐに追いかけると、はじめ人間ゴンタ君はジャングルの中の不思議な掘っ立て小屋の前で理由は分からないけど大ピンチになってる様でした。88マンはゴンタ君に何が起こってるのかと尋ねてみると、なんだか掘っ立て小屋は指して”アー!!ウー!!”としか言いません。仕様が無いので88マンも手振り身振りで”アー?ウー?”とかドテチンレベルの会話をしてると、ゴンタ少年はそのうち”ウーーー”って残念そうに88マンに何かを伝える事を断念してしまいました。

その後ゴンタっちは88マンを大きな岩の上に連れて行ってくれました。そこで二人できれいな夕焼けを見ながらいろいろな事を話し合いました。カヤックで島を離れる時になるとゴンタっちは少し寂しそうな顔をしてバイバイもいわずに何処かに行っちゃいました。